キッズメカニック体験開催

ネッツトヨタ高崎
ネッツトヨタ高崎今月12と13日高崎とんやまち店で子ども対象のイベント「キッズメカニック体験」を開いた。昨夏の開催以来人気を集めており、3回目の今回は6組の枠に約60組の応募があった。子どもたちは同社スタッフと同じデザインのつなぎ姿で自動車の点検整備を体験した。

最初の体験者は太田市の薗田悠太くん(5)と翔太くん(同)の兄弟。整備スタッフのお兄さんやお姉さんと一緒にライトの点検やエンジンオイルを確認し、インパクトレンチを使いタイヤを取り外した。タイヤが外れた瞬間、二人は「うおー」と声を上げ、あらわになったブレーキ周辺を興味深く眺めていた。続いて圧力計を使い慎重に空気圧を調節したり、タイヤゲージで溝の深さを測定し、傷や空気漏れを確認した。下回り点検ではスタッフと一緒に台車に乗り、写真で示された部品を実物で探しながら「ここはガソリンが流れるところ」「オイルの漏れはないかな?」などの説明を受けた。翔太くんが「どうやったら整備士になれるんですか?」と尋ねると、トヨタ自動車トップクルーの深澤拓さんは微笑み、整備士の学校で学ぶことなどを丁寧に説明していた。子どもたちの様子を見守っていた母親の夕佳さんは「本物の車にこんなに本格的に触れさせてもらえるとは貴重な体験。二人とも真剣な表情でとても楽しんでいた」と笑顔で話した。最後は子どもたちの要望でスタッフと記念撮影。深澤さんらは家族を見送りながら「自分たちの働く姿を見て、子どもたちに『なりたい』と思ってもらえたのはうれしい。今後もファミリーに喜んでもらえるお店を目指す」と話した。

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