渋川の「道の駅こもち」裏手の斜面にある「かわづ桜の丘白井」では、濃いピンクのカワヅザクラの開花が始まり、見ごろを迎えようとしている=写真。
カワヅザクラは静岡県の河津町で発見された早咲きの桜。沖縄などを中心に咲くカンヒザクラ系と早咲きのオオシマザクラ系の自然交配種と考えられている。一般的な品種のソメイヨシノに比べると、 花が大きめで色が濃いのが特徴。「かわづ桜の丘白井」は2008年、新たな桜の名所をと渋川市が整備し、約70本が植えられた。市の担当者によると、今年は2月の冷え込みで例年より一週間ほど開花が遅れていたという。入場無料。問い合わせは、市都市政策課(0279・22・2073)へ。