小夜戸(さやど)・大畑地区はライトアップ
わ鐵では桐生織の鉄印 発売中
みどり市の東町地域では神戸(ごうど)駅と小夜戸・大畑地区で、ハナモモが見頃を迎えている。
わたらせ渓谷鐵道の神戸駅周辺では、約300本のハナモモが濃いピンク色の花を咲かせ、沿線を華やかに彩っている=写真①=。「神戸駅花桃まつり」は中止だが、トロッコや普通列車の車窓から華やかな春の景色が楽しめる。
また、同駅では17日までの期間限定で、御朱印の鉄道版ともいえる「鉄印」で、トロッコ乗車記念特別版を臨時販売中。桐生織で作られ、ハナモモとトロッコがデザインされた「渓谷号-春」は1枚800円=同②。同鐡道(0277-73-2110)。
もう一つの名所「小夜戸・大畑花桃街道」=同③=では、約2kmの間に地元住民ボランティアが30年以上かけて少しずつ植えてきた約1500本が可憐に咲き出した。こちらも恒例の祭りは中止だが、同市地域おこし協力隊らが開花時期に合わせて約90本の手作り「竹灯籠」の展示や夜間ライトアップなどを行う(午後6~9時)ほか、街道のメイン駐車場で地場産品などを販売する(9~11、15~18日の午前10時~午後3時)。
ハナモモの開花状況は、いずれも同市観光課(0277-76-1270)へ。