藤岡出身 金沢さん脚本 春の新ドラマ

笑いと涙の痛快“脱ヤンキー”物語
フジ「水10」枠で13日スタート!

ドラマのポスター。主人公の父を宇梶剛士さん、母を鈴木紗理奈さんが演じる
脚本を担当する金沢達也さん

藤岡出身の脚本家・金沢達也さん(50)が手掛けるフジテレビの新しい連続ドラマ「ナンバMG5(エムジーファイブ)」が、来週13日午後10時にスタートする。

原作は小沢としおさんの同名人気漫画と続編「ナンバデッドエンド」。筋金入りのヤンキー一家「難波家」の次男として生まれた主人公・剛が「脱ヤンキー」を決意して家族に内緒で健全な高校に入学。学校では「優等生」、自宅では「ヤンキー」という二重生活に苦悩しながらも波乱万丈の学園ドラマを繰り広げる、笑いと涙の痛快コメディーだ。「MG5」とは「マジギレ5秒前」の意味。剛役は、映画「お前はまだグンマを知らない」(井田ヒロト作)でも個性的な役柄を演じた実力派俳優の間宮祥太朗さんが務める。

脚本を担当する金沢さんは東京農大二高(高崎)、早稲田大卒業後、萩本企画「欽ちゃん劇団」に入団し、俳優を経て放送作家に転身。09年にテレビドラマ「華麗なるスパイ」で脚本家としてデビュー。同「ラッキーセブン」や映画「暗殺教室」、同「ショコラの魔法」など数々の作品で活躍している。金沢さんは、「群馬でよくお目にかかっていたヤンキーの世界の話なので、すんなり脚本を書くことができました(笑)。そんなヤンキーが普通の高校生活を送ろうと奔走する姿が何とも微笑ましいです。顔が濃いめのキャスト陣にも注目してください」と呼びかける。

フジテレビ系で毎週水曜午後10時放送。54分(初回は15分拡大)

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