咲いた! 咲いた! チューリップ 県内各地で見頃

―玉村、前橋、桐生

春の代表花、チューリップが県内各地で咲きそろい、見頃を迎えている。

玉村町北部公園(同町上福島)の南東にある畑では、7種1万5千株のチューリップが、カラフルな縞模様を描き=写真、訪れた人を楽しませている。上陽地区農地・水・環境保全組織上福島支部が、地元のボランティアや子ども会などと一緒に栽培や管理を行う。もとは同支部が地主から草刈りなどの管理を任されていた畑に「せっかくなら花を植えよう」と始まった。菜の花を育てていた時期もあったが、多くの人に見に来てもらえるようにと2010年ごろからチューリップに変更。畑には通路が設けられ、中央には車いすが通れるスペースも確保されているため、花を近くで眺めたり撮影したりできる。畑を管理している同支部の内山正樹支部長(73)は、「今年の花の球根は昨秋、県内のコロナ感染が少しおさまっていた時期に植えることができました。今年も満開を迎えていますので、是非一度足を運んでほしいですね」と話す。北部公園の東側駐車場から徒歩1分。入園無料。

また、前橋のカネコ種苗ぐんまフラワーパークでは、約10種7万株のチューリップが園内を彩る「チューリップフェスタ」が30日まで開催中=同。入場料高校生以上720円。同パーク(0120・1187・38)。

桐生の吾妻(あづま)公園では、園内15カ所の花壇に赤、黄色、桃色など12種類約1万本が咲き誇っている=同。ヤマツツジも見頃。入園無料。同園管理事務所(0277・22・8636)。

 

 

 

 

 

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