春爛漫 赤城自然園

森を彩る色鮮やかなシラネアオイが群生

山野草の女王シラネアオイの群生

赤城山西麓の標高600mに位置する赤城自然園。園内では、本格的な春を迎え、色とりどりの花々が開花している。現在は、山野草の女王といわれ、紫の花をつけるシラネアオイが群生し、見頃を迎えている。花は直径10㌢ほどの大輪で、見事な姿をみせている。散策道を歩くと、紫のカタクリや様々な花色があるクリスマスローズ、赤紫のミツバツツジが咲き誇る。他にも、黄色や白のスイセンや青色のムスカリ、白いデージーなど、園内を華やかに彩る。

ミツバツツジやクリスマスローズも見頃

太田市から夫と一緒に来園した女性は、「夏も紅葉のシーズンも楽しめますが、花盛りの春はやっぱりいいですね」と笑顔を見せた。同園広報の西山亜矢子さんは「天候にもよりますが、毎日、花や緑の様子が変化し、次々に主役が入れ替わるので、何度も楽しめます」と話す。

同園は、癒し効果が科学的に実証された「森林セラピー基地」。今年度から、森林セラピーガイドがサポートするリフレッシュプログラム「森deリトリート」(参加費8800円、入園料・栄養バランスに配慮した免疫アップ弁当など含む)を5月21日から毎月開催。要予約。4、5月は無休。同園(0279・56・5211)。

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