パーパー「ほしのディスコ」こと星野 一成さん(沼田出身) 歌手デビュー
せつない失恋ソング配信中
女性の声だと錯覚してしまうようなハイトーンボイスが特徴で「歌うま」芸人として人気上昇中の、星野一成(かずなり)さん(32=沼田市出身)が6月8日にボーカリストとしてCDデビューする。先月27日からは収録曲「いとしの悪魔ちゃん」=写真=の配信が始まった。
星野さんは1989年、旧白沢村生まれ。マセキ芸能社所属のお笑い芸人で、「パーパー」というコンビでは「ほしのディスコ」の芸名で活動。キングオブコントやR‐1グランプリで決勝に残るなど活躍をみせている。
一方で、数々のバラエティー番組や自身のユーチューブチャンネルで抜群の歌唱力を披露し話題に。昨年放送されたTBSの番組「決定!歌うま芸人№1プロが選ぶ最強BEST10」では、審査員として出演した音楽プロデューサー寺岡呼人さんが星野さんの歌声を高評価。今回のデビューにつながった。
「いとしの-」は女性に振り回される男性の心情を歌った失恋ソング。現在、音楽配信サービスで配信中だ。星野さんの実体験をテーマに寺岡さんが作曲を手掛けた。星野さんは「芸人と歌手が小さい頃の夢だったのですが、本当にメジャーデビューできるとは思いませんでした。いつも聴いている配信サイトに自分の曲があることがすごく嬉しい。いつか地元の沼田文化会館でコンサートをやりたいです」と意気込む。
6月8日にCD「ほしのディスコEP」を発売。同11日には、イオンモール太田で群馬凱旋ライブを開く。