上を向いて歩こう 「アンブレラスカイ」

期間延長 今月末まで

甘楽町小幡の甘楽総合公園に、色とりどりの傘を吊るして飾る「かんらDEアンブレラスカイ」が先月下旬から行われている。華やかさが話題を呼び、予定の期間を今月末までに延長。「アンブレラスカイ」とは、ヨーロッパで始まったと言われる芸術イベント。昨年に初開催して好評だったため、同町では傘を3倍の312本に数を増やして、全長約60㍍にわたって園内の遊歩道上部に飾り付け設置している。新緑の小道を赤、青、黄、オレンジなど7色の透明な傘が風に揺れると、光を通してカラフルな影が地面にも現れ、来園者は楽しみながらその下をくぐり抜けられる。県内外から「設置してくれてありがとう」「行ってみたい」といった声が町に寄せられているという。同町産業課の担当者は、「思うようにいかないコロナ禍で我慢や葛藤している皆さんに、明るい気持ちになってほしいと気持ちを込めました。アンブレラスカイを見ながら上を向いて歩いてほしい」と呼び掛ける。園内には、子ども向けのローラー滑り台などもある。観覧無料。同町産業課商工観光係(0274-64-8320)。

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