鮮やかな音色、ダイナミックなのに、繊細
「若い演奏家を育てる」Tショットシリーズ
高崎芸術劇場の芸術監督である大友直人さんがプロデュースし、若い演奏家を育てる「Tショットシリーズ」。6月16日は、10代のピアニスト谷昂登(たに・あきと)さんが登場し、30分の大作であるリストの「ピアノソナタ ロ短調 S.178」を始め、スクリャービンの幻想曲、シューマン、チャイコフスキー、クライスラーなどバラエティーに富んだ曲目を演奏する。
谷さんは2003年生まれ。桐朋学園大のソリスト・ディプロマコースに特待生として在学する大学生。様々なコンクールで最高賞を獲得。ピアニスト故中村紘子さんにより音楽番組「題名のない音楽会」に出演したこともある。大友芸術監督は、「美しく力強い鮮やかな音色とダイナミックなのに繊細な演奏が魅力のピアニストです」と推薦する。午後1時半開演。全席指定2000円。好評発売中。同チケットセンター(027-321-3900)。