前橋市にある、レンガ造りの歴史的建造物「旧安田銀行担保倉庫」で、7月3日、物産市「安田煉瓦市」が開かれる。県内を拠点に活動する約20店舗が出店。パンやコーヒー、スイーツなどのグルメをはじめ、服飾雑貨や多肉植物など、バラエティーに富んだ品々が販売される。また、同倉庫がかつて銀行の担保物件として集められた生糸や繭の保管庫として使われていたことにちなみ、前橋製糸の工場の様子を撮影した貴重な記録写真や、かつての前橋の街並みを振り返る写真などの展示も行われる。さらに、豆皿の絵付けや染色のワークショップなど盛りだくさん。同煉瓦市実行委の水落亨介さんは、「イベントを楽しむとともに、製糸業が盛んだったころの前橋に思いを馳せてほしい」と話す。午前10～午後3時。水落さん（090-2318-8690）。