現役高校生 柄澤さん 3人制バスケのプロチームに入団

新島学園

新島学園高校(安中市)3年の柄澤日向(からさわひなた)さん=写真中央=が、3×3(スリーエックススリー)(3人制バスケットボール)のプロチームMINAKAMI TOWN.EXE(ミナカミ・タウン・ドット・エグゼ 以下ミナカミ)に入団。先月2日、同校で記者発表が行われた。

柄澤さんは高崎出身。昨年末に東京で開催された U 18 日本選手権で日本一となったチームOWENの一員で、同大会のMVPも受賞している。初の現役高校生選手を受け入れるミナカミの選手兼オーナーの大塚俊さんは「柄澤さんは大きな戦力。育成枠でなく、すぐにプロとして活躍する選手」と話し、同校の湯浅康毅学園長は「今後ますます熟練・活躍し、一回りも二回りも大きく成長を」とエールを送った。

プロ活動と学校との両立は難しいため、当面は学業と部活動を優先し、夏以降にプロへの合流を予定。9月に高崎での大会が予定されており、これが柄澤選手のプロ初舞台になる可能性があるという。柄澤さんは、「試合時間が短くスピード勝負の3人制は、外からのシュートが得意な自分に向いていると思う。プロでどう通用するかわからないが、全力で取り組みたい」と意気込みを語った。3×3は5人制の半分の広さのコートを使い、試合時間は10分。ボールを取ったら12秒以内に攻め切るなどスピードが求められる。2007年から国際バスケットボール連盟(FIBA)が「正式競技種目」としている。

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