学生によるかき氷専門店 高崎駅ビル屋上で 31日まで

人気の薄紅(左)と「藤黄」をPRする学生スタッフ

県内の学生団体「Yield(イールド)」によるかき氷専門店「iroha―彩―」(桐生)の2号店が高崎にオープンし話題となっている。今月末までの期間限定。

同団体は2020年設立。桐生の古民家を自分たちで改装し、季節ごとにテーマを変えたオリジナルメニューを提供している。好評を受け今夏、高崎に初出店した。場所は高崎駅ビルモントレー8階の屋上。居酒屋を展開する「はっかい」が夏季限定で夜間に営業しているビアガーデンの一角で、ビアガーデンオープン前の昼間の時間帯を使ってかき氷を販売する。

現在、群馬県産イチゴ「やよいひめ」をぜいたくに使用した「薄紅(うすくれない)」(800円)、濃厚なマンゴーとヨーグルトとの掛け合わせが絶妙な「藤黄(とうおう)」(同)、宇治抹茶の色が鮮やかな「千歳緑(ちとせみどり)」(600円)の定番メニューに加え、甘さ控えめでほろ苦いコーヒーシロップをかけた高崎限定メニュー「香染(こうぞめ)」(1000円)を提供中。

高崎店の副リーダー及川佳華(よしか)さん(21=高崎経済大4年)は「シロップも練乳も全て手作り。かき氷を通して高崎からさらに群馬県全体を盛り上げたい。学生たちの頑張る姿が訪れた人に元気や勇気を与えられたら嬉しい」と話す。なお、今日5日からは新メニューが3日間限定で登場する。最新情報はインスタグラム(@iroha_takasaki)から。

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