子どもたちが作る 売る 買う バザー

ぐんま国際アカデミー(太田)
太田市のぐんま国際アカデミー初等部(児童数598人)で先月21日、児童が、売ったり買ったりする「子どもバザー」が3年ぶりに開かれた。

同バザーは不用品の販売ではなく、提供するものを児童自ら考えて作ったもの。アクセサリーや小物などの物販のほか、段ボールで作ったゲーム機遊びやスライム作りなどの製作体験、炭酸飲料などを使った実験ショーなど内容は多岐にわたる。購入も体験参加もすべて10~30円の有料で、児童は各自300円(10円玉30枚)を上限に現金を持参する。売上金は学校で集め、児童と話し合って用途を決めるという。

売り手と買い手は40分の交代制。合図とともにバザーが始まると、どの「お店」にもお客が集まりにぎわった。商品が売り切れてしまい慌てて生産に励むグループもあった。コロナ禍では、ほとんどのイベントが中止となっていた子どもたち。久し振りに見せる生き生きとした姿に、目頭を熱くする職員の姿もあった。

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