世界的指揮者・西本智実さんや雅楽の東野珠実さんなど多彩なジャンル
「音楽のある街 高崎」を象徴する高崎音楽祭が10月1~16日、高崎芸術劇場などで行われる。33回目の開催となる今回は、過去最多となる19公演。クラシックやロック、ポップス、ジャズ、邦楽など幅広いジャンルが展開される。
2日午後4時から同劇場の大劇場で開かれるのは、世界的指揮者の西本智実さん率いる「イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」。バチカン公演などの国境を超える活動に世界の注目が高まっている。ピアノには、色彩感豊かな音色を奏でる人気ピアニスト外山啓介さんを迎え、ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調などを披露する。全席指定5000円。
このほか、高崎市出身の邦楽家・東野珠実さんの古代楽器の演奏「星筐抄(ほしがたみしょう)」(2日午後2時、音楽ホール、同4000円)、昨年同音楽祭でデビューした若手オペラ歌手「シャローネシンガーズ」(16日午後3時から、音楽ホール、同3000円)、NORAと夏川りみをゲストに迎えるラテンジャズ「熱帯JAZZ楽団with南国ディーバ」(7日午後7時から大劇場、同5500円)など多彩。
■高崎芸術劇場チケットセンター(027-321-3900)。問い合わせは同音楽祭事務局(027-322-9195)。