商業を学ぶ高校生が研究発表

高商と伊商が関東へ

商業を学ぶ高校生による県高校生徒研究発表会(県商業教育研究会主催)が19日、高崎市文化会館で開かれた。

同発表会は、商業に関する課題を設定しその解決を図る研究活動を通して、生徒らに創造性やコミュニケーション能力を磨いてもらうのがねらい。事前に提出した研究報告書と当日の発表とを総合的に評価する。

発表会では、参加5校の生徒らがスライドを投影させながら身振り手振りを使って堂々と発表=写真。審査の結果、商店街の魅力をアップさせる企画を実践した高崎商が最優秀賞、無人販売所を通して生産者と消費者をつなぐ取り組みを紹介した伊勢崎商が優秀賞、太田市産バナナを地元の活性化に生かす方法を模索した市立太田が優良賞に選ばれた。

審査委員長の兼本雅章さん(共愛学園前橋国際大教授)は「授業での学びをいかに実践に生かせたかがポイント。上位校は、仮説、実践、検証まで筋道立っていてわかりやすい発表だった」と評価した。なお、高崎商と伊勢崎商の2校は、9月9日に前橋で開かれる関東ブロックの大会に出場する

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