群響と若きソリストが三大コンチェルト演奏

GTシンフォニック・コンサート
高崎芸術劇場 19日

群馬交響楽団が高崎芸術劇場とタッグを組む「GTシンフォニック・コンサート」。第3回は大友直人さん指揮の群馬交響楽団が、3人の若手ソリストを迎えて、なじみある「三大コンチェルト(協奏曲)」を演奏する。瑞々しい音色をつむぐピアノの尾城杏奈さんは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番変ロ短調を。抒情たっぷりに奏でるバイオリンの荒井里桜さんは、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲ホ短調を。持ち前の輝きを放つ音色で魅了するチェロの岡本侑也さんが、エルガーのチェロ協奏曲ホ短調をそれぞれ演奏する。

3人は、同館主催の「大友直人Presents T-Shotシリーズ」でリサイタルを開催した有望な若手演奏家だ。担当者は「躍進を続ける若き演奏家たちが、オーケストラをバックに披露するスケールアップした演奏に期待しています」と話す。全席指定、A席4000円とB席 3000円は残りわずか(S席完売)。同劇場チケットセンター(027-321-3900)。

左から尾城杏奈さん(ⓒ山田翔)、荒井里桜さん(ⓒShigeto Imura)、 岡本侑也さん(ⓒShigeto Imura)
掲載内容のコピーはできません。