もうすぐ秋のお彼岸 専門店の極上おはぎを召し上がれ

まもなく秋の彼岸、おはぎの季節です。前橋に期間限定でオープンするあんこ専門店と高崎で人気のおはぎ専門店を紹介。

■前橋まちなかに 市民による あんこスイーツ専門店
「あんこもん」 9~25日限定でオープン

前橋市の地域活性化を目指すツムグ合同会社が9~25日、あんこ専門店「あんこもん」を中心商店街の貸し調理施設チューボーンに期間限定でオープンする。

前橋出身の同社代表本橋豊さん(51)は長年群馬を離れていたが、地元の活性化に一役買いたいと帰郷。「前橋リビングラボ」というまちづくり団体を設立した。

自身もあんこ好きという本橋さんは第一弾としてあんこスイーツの専門店を立ち上げることに。メインメニューは店内で丁寧に調理したこだわりの「おはぎ」。甘さ控えめで香り高い「つぶあん」と上品でしっかりとした甘さの「こしあん」をベースに、スパイス入りなど4種類を用意。ほかにあんこを挟んだ「エクレアあん」、冷たいドリンク「あんフラペチーノ」など多彩なあんこスイーツを提供。

前橋リビングラボに所属する市内在住者が店舗スタッフとして携わる。メンバーは事前に開催した12回にわたるワークショップの中で商品の企画、製造、販売まで意見交換を重ねながら出店準備を行った。来春には別の場所での本格営業を目指すという。

●あんこもん/前橋市千代田町2-8-11
営業時間:午前10~午後6時
HP: https://note.com/tsumugu_maebashi/n/n800eac928582

■色とりどり、無添加素材のおまかせセットが人気
高崎の おはぎ処よしの

高崎市大橋町の「おはぎ処よしの」が、秋の彼岸に合わせ、おはぎの予約受付を開始した。同店は県内でも珍しいおはぎの専門店。あんこは、北海道十勝産の小豆を使用し、店主の中澤加代子さんが10時間かけてじっくり丁寧に炊く。米は信州産や安中産のうるち米ともち米をブレンドし、しっとりやわらかく炊き上げる。外側にまぶす素材も無添加にこだわっており、味の良さと見た目の美しさにリピートする人が増えているという。「あんこ」「すりごま」「桜」「くるみ」「青きなこ」など彩り豊かな約20種類を常時、提供している。

「種類が多くて迷う」という声を受け、盆や彼岸の時期には彩りや人気の味などを織りまぜたおまかせセット(6個入り、8個入り)を数パターン用意。各種おはぎは1個税込200円。同店は2019年から専門店「ももすず」として出発したが、今年4月から、昨年亡くなった母の名前「よしの」に屋号を変更した。おはぎのほか、かき氷やスムージーも人気。テイクアウト(保冷材は有料)のほか、店内での飲食もできる。

写真はイメージ

■おはぎ処よしの/高崎市大橋町130 TEL:027-335-6869
営業時間:午前10時半~(材料がなくなり次第終了) 休み:日・木曜
インスタグラム:@ohagidokoro_yoshino

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