企業の省エネや脱炭素化専門家が解説 

ぐんまカーボンニュートラル推進会
前橋で初セミナー約30社50人が参加 27日は高崎でも開催

企業の省エネや脱炭素化をサポートする一般社団法人「ぐんまカーボンニュートラル推進会」(高崎、赤尾佳子代表理事)は今月6日、前橋の県公社総合ビル研修室でカーボンニュートラルに関する企業向けセミナーを初めて開いた=写真。当日は会場とオンラインのハイブリッド開催で、県内31社から約50人が参加。持続可能な社会実現に向け、省エネや脱炭素経営の重要性について学んだ。同推進会は前橋に続き、翌7日に太田で2回目のセミナーを開催。今月27日には高崎で3回目を実施し、企業の脱炭素化を後押しする。

セミナーではエネルギー管理士や環境コンサルタント、群馬県再生可能エネルギー推進室長ら各分野の専門家4人が脱炭素化経営の意義やメリットを始め、省エネ診断の具体事例や経済効果、群馬県における再生エネルギー導入に向けた支援策などを紹介。セミナー後は、参加企業が抱える課題などに各専門家が個別に対応した。

前橋と太田のセミナーには、製造業を中心に県内約50社から約70人が参加。同推進会の赤尾代表理事は、「中小企業だけでなく大手企業の経営者も多く、業種や事業規模を問わず省エネや脱炭素経営への関心の高さを実感しました。カーボンニュートラルと言っても何から手を付けて良いか分からないという声をよく耳にしますが、エネルギー分野の専門家が具体的な支援策などを説明しますので、省エネや再生エネルギーの導入を検討している方は、お気軽にご参加下さい」と呼びかける。

なお、第3回セミナーは今月27日午後1時半から、高崎市産業創造館多目的ホールで行われる。参加無料。会場とオンラインのハイブリッド開催で、希望者はQRコードから申し込む。同推進会(027-388-1193)へ。

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