40万本そよ風に揺れる
鼻高展望花の丘・コスモス祭り 10月9日まで
高崎市鼻高町にある花畑「鼻高展望花の丘」（以下、花の丘）では、早咲きのピンクや黄色など４種類40万本のコスモスが秋のそよ風に揺れ、見頃を迎えている。花の丘は、地元住民で作るＮＰＯ「鼻高町をきれいにする会」が２００１年から耕作放棄地を整備。地元の支援も得ながら、ボランティアで種をまいて花を育成している。春は菜の花を、秋はコスモスやベゴニア、千日紅などが観光客を出迎える。今年も同会では、「コスモス祭り」を10月９日まで開催する（入場無料）。
背丈ほどのキバナコスモスが可憐に咲く花のコースを歩いて巡ることができる「花の迷路」や地場産野菜の直売所（午前９～午後３時）、花の丘で春に取れた菜の花の種を活用した菜種油搾り体験（土日のみ）、サツマイモ掘り体験（10月1日からの土日のみ、持ち帰りは有料）、花の種プレゼントなどが盛りだくさん。同会の戸塚実理事長（84）は、「写真を撮ったり、遊んだり、皆さんに楽しんでもらおうと、おもてなしの心で準備をしています。天気が良い日には、浅間山、谷川岳など遠くの山々の眺望も楽しんでください。これからも地域の課題を解決し、活性化させたい」と意気込む。コスモスの花は10月下旬まで。同会（ 090-3246-8088 ）。
