ファミリーコンサート NPOきびる

玉城ちはるさんの歌声に親子で癒やされる

参加した子どもたちと一緒に歌う玉城ちはるさん

女性と女性にまつわる様々な問題に取り組む助産師を中心としたメンバーで構成されるNPO法人きびる(高崎市)は、先月2日、高崎総合福祉センターたまごホールで、「ファミリーコンサート」を開催した。コロナで外出の機会が少なくなり、その上、子どもを連れている家族は「騒いではダメ」「泣かせてはダメ」など制約が多い場面があると感じていた同NPOメンバーや利用者。子どもが「泣いても動いても騒いでもいいファミリーコンサート」を企画した。

同NPO代表理事、野口和恵さんは、助産師、看護師として大学病院などで勤務ののち、2016年に訪問看護ステーションを設立。21年には高崎で同NPOを立ち上げた。「さずかり、はぐくみ、うみ、そだてるを丸ごと受け止められるような社会の実現」をコンセプトに、妊娠・出産・育児期のサポートをしている。

当日は、同NPOの存在を知ってほしいと、思いを共有できる子育て中の人気シンガーソングライター玉城ちはるさん(高崎市)に出演依頼。ピアノの石田志穂さん、人気のギタリストの岩崎有季さんも合流し、玉城さんが人気の持ち歌「ひだまり」を披露したり、手話を使いながら語り掛けた。集まった親子100人が音楽に合わせてゆったりとくつろぎながら、楽しんだ。

次回は、2月21日に「0歳からの親子コンサート」を高崎シティギャラリーで開催。助産師相談ブースあり。申し込み問い合わせなど詳細はHPへ。
https://kibiru.org

掲載内容のコピーはできません。