移住アーティスト13組の合同展
中之条 あす19日から
中之条町に移住したアーティストらによる展覧会「拝啓、うつり住みまして」(同実行委員会主催)が、あす19日から旧廣盛酒造などを会場にスタートする。「変化するアーティストの立ち位置/視線、その風景」をテーマに、13組の作家が、絵画や彫刻、写真、映像などを展示する。12月11日まで。
参加するアーティストのほとんどが、同町を舞台に隔年で開かれる芸術祭「中之条ビエンナーレ」をきっかけに移り住んだ人たち。町には、廃校を利用した「イサマムラ」をアトリエとして貸し出すといった創作環境があることや、移住・定住コーディネーターによるきめ細やかなサポートがあるなど、アーティストが移住しやすい環境が整っている。
4年前、〝移住のご挨拶〟の意味を込め、6人で「拝啓、うつり住みまして」を初開催。2回目となる今展では、アーティストそれぞれが自身の現在の立ち位置や視線を通して、「ある種の手紙のように」表現した作品が会場に並ぶ。
実行委員長をつとめる写真家の人見将さんは「参加作家も増えて嬉しい。それぞれが表現する今を感じてほしい」と話す。午前10~午後4時。入場無料。問い合わせは、中之条町観光協会( 0279-75-8814 )へ。