各地で開かれているイルミネーションイベントを紹介。
廃材ネオンを集め現代アートに
「異語交響 漂着のネオン」 今月26日まで 前橋・白井屋
前橋の白井屋ホテルでは、現代美術作家の小金沢健人さんとコラボしたイルミネーションイベント「異語交響漂着のネオン」を先月25日にスタート。「前橋の街なかをアートで明るく灯そう」とクラウドファンディングで支援を募った。
小金沢さんは、かつて繁華街を彩っていた廃材ネオンを、前橋市内ほか全国から集め作品として再構築。同ホテルの壁面や、国道50号と馬場川通りをつなぐ抜け道(パサージュ)に展示する。四角い枠の中に同じアルファベットの文字を集めて並べた作品=写真=や、カラフルな輪ゴムがひっかけてあるような作品「RUBBER BAND」など。同ホテルの守田美奈子さんは「馬場川通り沿いのクリスマスのイルミネーションと合わせて楽しんで」と話す。
今月26日までの毎日午後7時~深夜0時に点灯。同ホテル( 027-231-4618 )
光が彩る大泉町を楽しもう
「ファンタウンイルミネーション2022」1月8日まで 大泉町役場
大泉町では、役場前を光で彩る「ファンタウンイルミネーション」が開催中。約1万1千個のLED電球が鮮やかな光を放っている。1月8日まで。
ファンタウンとは、「楽しい(Fun)+ファン(Fan)が増える」の願いを込め、参加して楽しい、見に来て楽しい、さらに「大泉町が好きなファンを増やしていきたい」と、町民参加型のイベントとして2019年から行っている。
玄関前のロータリーにある樹木を電飾で飾り付けるほか、入口には町内の保育園や児童館、外国人学校の園児らが作ったペットボトルランタン120個=写真=を展示。同町の担当者は「ぜひ写真を撮って、#大泉町、#ファンタウンイルミネーションのハッシュタグをつけてSNSなどで発信してください」と話す。午後5~9時。同町企画戦略課( 0276-63-3111 )。