2年間の集大成 卒業研究発表会

新島学園短期大学

新島学園短期大学(高崎市・岩田雅明学長)は今月14日、コミュニティ子ども学科の卒業研究発表会を開いた。卒業生らは在学中に学び、研究したことをスライドを交えて発表。幼児教育を学ぶ学生らしく、保育所でのアンケートから子育ての問題を洗い出したり、福祉センターに手作り玩具を持ち込み、子どもの反応や行動について知ったこと、食育の一環として実際に野菜を育てたことなどを、ユーモアを交え手際よく発表していた。打楽器や太鼓について研究したゼミもあり、1・2年生がともに法被姿となって勇壮な和太鼓演奏を披露。見守る保護者らからも大きな拍手を浴びた。最後に教員一人ひとりがメッセージを発表。学科長の成田小百合さんは「社会人になると厳しいこともあるが、保育のプロとしての誇りを持ち、嫌なことがあってもあきらめず、他人を裏切らない人になって」とエールを送った。

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