渋川・赤城自然園
渋川の赤城自然園では、「マンサク」と「フクジュソウ」が見ごろを迎えている。作物の豊年満作を祈願してその名がついたとされる「マンサク」は落葉小高木で、葉の展開よりも先に黄色でひも状の花を咲かす。一方、古くから福を招き長寿を意味する「フクジュソウ」はキンポウゲ科の多年草。落ち葉の間から黄色の可愛らしい花が顔を出し、来園者に春の訪れを告げている。「フクジュソウ」は3月中旬、「マンサク」は同下旬頃まで楽しめる。
これから園内ではセリバオウレン、ミズバショウ、カタクリなどが開花予定で、園内を華やかに彩っていく。同園の西山亜矢子さんは「暖かい日が増え、少しずつ春の花も咲きはじめています。ぜひ赤城自然園へお散歩にお出かけください!」と来園を呼びかける。3月中の開園は土・日・月曜日の午前9~午後4時半(入園は同3時半まで)。入園料は高校生以上1000円(中学生以下無料)。同園(0279-56-5211)。