「上三原田の歌舞伎舞台」題材にした オリジナル脚本で人気声優が朗読劇

11日、渋川

 

「フォアレーゼン」のキャラクター「フォアくん」 (左)、同「玲禅(れいぜん)くん」(右) ©︎来海ユウ・ティーエーエヌジー
旧赤城村地域に建つ国指定有形民俗文化財「上三原田の歌舞伎舞台」では毎年、地元の住民らが歌舞伎を上演している

人気声優らが台本を片手に朗読し芝居を上演する朗読劇フォアレーゼン 「ある日の上三原田歌舞伎舞台~村一番の役者ったあ、俺たちがことよ~」が11日、渋川市民会館で開かれる。フォアレーゼンはドイツ語で「読み聞かせ」の意。地域の文化や歴史などをテーマとしたオリジナル脚本を制作、全国各地で上演されている(企画・制作はティーエーエヌジー)。

昨春、同市まちづくり財団が渋川の郷土史に親しんでもらおうと伊香保の郷土史を取り上げた公演を初開催。好評だったことを受け今年も開催することとなった。今回は市内に建つ木造の回り舞台をテーマに上演される。時は江戸時代のとある冬。歌舞伎舞台での上演準備に大忙しの村の青年たちがそれぞれの物語を繰り広げる。出演声優は、梶裕貴さん、小野友樹さん、梶原岳人さん、重松千晴さん。公演後は4人によるトークショーも。

午後3時開演。全席指定5000(当日6000)円。チケット購入者には当日、同会館内の販売ブース等で利用可能な500円クーポン券を配布。同館(0279-24-2261)。

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