オープンに３万5千人 25、26日にイベント
県内33番目となる道の駅「まえばし赤城」が21日、前橋市田口町にオープンした。午前中の式典では、山本龍・前橋市長らがテープカットで開駅を祝った。初日は県内外から約3万5000人（同駅発表）が訪れ、買い物や地元グルメを楽しんだ。あす25日と、26日はオープニングイベントが実施される。
同駅は「日本一市民に愛される道の駅」を目指し、赤城山麓地域の農や食、観光の魅力を発信。約7㌶の敷地には、地域の農畜産物が並ぶ直売所や前橋赤城鮮魚センター、市内初出店の人気パン店など多彩な店舗に加え、観光案内所や温浴施設も併設。約270席あるフードコートにはラーメン、うどん、定食、イタリアンの４店のほか、地元で人気の飲食店「キングゴッドバーガー」「ヒュッテハヤシレストラン」も出店。いずれも、地元の新鮮野菜や食材を使った地産メニューを提供する。温浴施設「まえばし赤城の湯」では、水分を保ち皮膚の乾燥を防ぐ効果がある「サンゴライトバスソルト」と炭酸泉を融合させた世界初の化粧水炭酸泉風呂が楽しめる。このほか、バーベキュー広場やバナナ農園、遊具など、体験や遊びの施設も充実。家族で訪れた岩崎由美さん（前橋＝49）は「想像以上の道の駅で嬉しい。たくさん利用したい」と話した。
なお、25、26日はタレントのJOYさんが司会を務め、人気芸人のお笑いライブや地元団体のステージ、キャラクターショーなどが行われる。駅長の星野圭佑さんは、「農畜産物はもちろん、飲食店やショップも『地域』に徹底的にこだわったお店をセレクトしています。ここでしか味わえない、『まえばし赤城』をタップリ楽しん下さい」と呼びかける。
■前橋市田口町36
電話：027-233-0070
ホームページ：https://maebashi-akagi.jp/
営業時間：午前９～午後10時（店舗により異なる、なお、きょう24日は午後６時まで