イノベーション自販機にわくわく 

県庁に設置

イノベーション自販機とイベントを主催した船越谷社長(左)

県庁32階の官民共創スペース「ネツゲン」に設置されている「イノベーション自販機」。コインを入れて品物を購入し、アンケートに答えると、クーポンがもらえたり、販売者と購入者が交流できる新しく面白い仕組みの自販機だ。設置したのは、自販機検索システムを運営する駐車場管理会社「駐車場をさがせ」(高崎市・船越谷尚彦社長)。先月、14日、これからプロジェクトに参加する1期生や関連会社が集まって発表イベントを行った。「商品の良いPRになる」「自販機に合った商品を新たに生み出してみたい」と参加者はわくわくしながら情報交換して意識を高め合った。

4月1日からは、ハーブを使ったフルーツジャムを扱う「渋川飯塚ファーム」やオリーブを栽培して食用油などの製品を作る館林の「ジャングルデリバリー」、昆虫由来食品やコオロギチョコを製造する「FUTURENAUT(フューチャーノート)」、藤岡でハーブ豚の養豚生産と加工品販売をする「堀越ファーム」、高崎の焼き菓子店「2ひきのうさぎ」の5社の商品が自販機で購入できる。船越谷社長は、「県内の素晴らしい事業者様と自販機を通じて出会った。今後もイノベーションを創発していきたい」と語った。

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