ヘビ、クラゲ、きのこ、ムカデ… 毒のある生きものの世界

標本やパネル、生体展示で紹介
富岡・自然史博物館  今月28日まで開催中

毒きのこなどの標本が並ぶ展示会場

富岡の自然史博物館では、企画展「毒のある生きもの大図鑑」を28日まで開催中だ。「刺される」「咬まれる」「食中毒になる」「体外に出された毒に触れる」という4つの状況に関連する毒のある生きものと共に「食」や「薬」としての毒の利用法も紹介している。

今展では標本など約820点を展示。なかでも見応えがあるのがオオムカデやサソリ、ヒトデ、クラゲなどの生体展示約40種だ。さらに、スタンプラリーや人気投票などの室内イベントも充実している。

同展を担当する伊藤智史さんは、「怖いけれど見たくなる、毒のある生きものたちの世界を紹介しています。図鑑を読むように知らない世界に触れ、好奇心を掻き立てて」と話す。なお、21日午後1時半からリモート講演会「毒虫による皮膚病と対策~毒虫なんてこわくない」(参加無料)を開く。オンラインで申し込む。先着100人(残りわずか)。問い合わせは、同館( 0274-60-1200 )へ。

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