「CAVERN」展 アーティスト片山真理さんの新作発表

東京・港区西麻布で

Calypso #001, 2022.©Mari Katayama

伊勢崎在住のアーティスト片山真理さんが、「CAVERN(キャバーン=洞窟)」展を東京・港区西麻布で開催している。6月24日まで。

片山さんは、1987年生まれ。群馬県育ち。先天性の四肢疾患により9歳の時に両足を切断し、自らの身体をテーマにした作品を制作し続ける。木村伊兵衛写真賞受賞。

今展では、片山さんが、2019年に群馬にアトリエをもってからの「洞窟のような」と語る4年間に制作した「just one of those things」や新作「Calypso」、「study for caryatid」などドローイングを展示。片山さんは、「忘れたくないものがあっても、人間は生き続ける術として忘却という手段を持っている。だから私たちは記憶を記録や歴史、作品に託すのだろう」と語る。

■港区西麻布3-24-19 山王商会西麻布ビルF1-B1F、正午~午後7時(午後3時~1時間休)。日、月曜休。

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