「ハス」の花が伊勢崎と館林で見頃を迎えている。日の出とともにゆっくりと咲き、午後には蕾に戻るため、観賞は午前中がおすすめだ。
伊勢崎
伊勢崎の「あかぼり蓮園」では、約4千平方㍍の天幕城の堀跡にピンクや白の花と緑の大きな葉が水辺を彩っている=写真。園内には遊歩道が整備されており、8月10日まで自由に散策できる。同園は2004年開園。中国で桜の植樹を進めている日本桜友誼林建設実行委員会が駐日中国大使から日中国交正常化25周年を記念し寄贈された中国蓮(大型紅一重種)の種を、02年に市が譲り受け同所に植え付けた。入園無料。問い合わせは同市赤堀支所庶務課( 0270-62-1151 )。
館林
館林市つつじが岡公園に隣接する城沼では、「夏の城沼 花ハスまつり」が開かれている。8月15日まで、水上クルーズ(約30分)を楽しみながら水上のハスの葉や花を観賞できる遊覧船を運行=写真。8時半~正午。乗船料中学生以上1000円、5歳~小学生300円。
まつり期間中は園内に、コーヒー、ソフトドリンク、ホットドッグ、かき氷などを提供する「おもてなしカフェ」が出店。同市観光協会員有志による「おもてなし隊」が運営する。同協会( 0276-74-5233)。遊覧船の運航については城沼観光( 0276-73-7800 )へ。