県立女子大 初の体験会に24人
県立女子大(玉村町、小林良江学長)は今月12日、エネルギー総合商社「赤尾商事」(高崎市、赤尾佳子代表)と連携しカードゲーム体験会「2050カーボンニュートラル」を開いた。学生ら24人がゲームを通して脱炭素化への理解を深めた=写真。
体験会は学生や教職員ら16人でつくるワーキンググループが初めて企画。同グループは「キャンパスのゼロカーボン化」を目指し、2年前から節電の呼びかけや周知イベントなどを開く。ゼロカーボンとは、温室効果ガス排出量を全体として実質ゼロにすること。
体験会では赤尾商事の黒岩大樹さんと土屋笑さんの指導の下、参加者がゲームを展開。12の班に分かれ、カードに書かれた目標をクリアしながら脱炭素化について学んだ。グループ代表で国際コミュニケーション学部4年の山鹿美玖さんは、「ゲームを通して、皆が協力し脱炭素化に取り組まなければいけないと再確認した。今後も積極的に情報発信していきたい」と話す。なお、同グループは啓発活動を継続するほか、今秋、クリーン活動を計画している。