碓氷関所設置400周年

11月まで記念イベント続々
29日は関所まつり

碓氷関所跡の東門

安中市松井田町横川の旧中山道に残る「碓氷関所」が今年、設置400年の節目にあたることを記念し、今月から11月にかけて、様々なイベントが開かれる。

碓氷関所は、1623年に江戸幕府が関東出入国の関門として設置。東西に門があり、西を幕府が、東を安中藩が守っていた。明治に入り関所は廃止となったが、1960年に当時の部材を使って東門が復元された。

関所まつりでは郷土芸能などが披露される

記念イベントは市内各所で10月から11月にかけて開かれる。例年、「安政遠足侍マラソン大会」に合わせて5月に開催していた「碓氷関所まつり」は、今月29日午前10時から(雨天中止)。江戸時代に関所内で行われていた八幡社の祭礼の日(旧暦9月15日)にあたることから、今回のみ特別に秋開催とした。郷土芸能や子どもみこし、関所役人隊行列のほか、キッチンカーなどが楽しめる。また、11月26日までの土日祝日には、通常は観られない史料館(同関所敷地内)を一般公開する。このほか同関所にまつわる絵画展(五料の茶屋本陣で開催中)や企画展(安中市学習の森ふるさと学習館で21日~)、市内を巡るスタンプラリーなど盛りだくさん。同市観光課( 027-382-1111 )。

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