新春恒例大絵馬
前橋・総社神社
新春に巨大絵馬がお目見え!前橋市元総社町の総社神社(根岸義貴宮司)には、今年の干支「辰」にちなみ、白い竜をモチーフにした恒例の大絵馬が飾られている=写真。境内は、迫力ある縁起物を眺めたり写真撮影する参拝者らで賑わっている。
大絵馬は2011年から毎年、制作するようになり今年で14年目。幅3・7メートル、高さ2・3メートルと巨大で、白竜の周りに「開運」「家運隆昌」の大文字と、縁起物の菊などが描かれている。
人目を引く大胆な白竜のデザインについて、根岸宮司(61)は「その昔、総社神社の地に一頭の白い竜が舞い降りたという伝説があり、それを基に制作しました」と明かす。
地元の前橋市立元総社南小学校の「元南小かるた」にも、「白竜が舞い降りた地に明神様」と詠まれるなど、子どもたちからも広く親しまれている伝説という。根岸宮司は、「天高く昇る龍のごとく、全ての人の運勢が飛翔するよう願いを込めました」と笑顔で話す。同神社( 027-252-0975 )。