5月6日 高崎芸術劇場に
「三大テノール」の一人で、半世紀以上にわたり、世界中を熱狂の渦に巻き込むオペラ界のレジェンド「プラシド・ドミンゴ」が、5月6日高崎芸術劇場に初登場する。
1941年スペインのマドリード生まれ。歌劇の「サルスエラ」劇団を主宰する両親とともにメキシコに移住し音楽を学んだ。18歳でデビュー以来、若い歌手を寄せ付けず、65年以上現役で主要な舞台に立ち続けている。オペラのレパートリーは約150。常に情熱的に艶やかな歌声を響かせる。
公演では、ドミンゴ(バリトン)のほか、ソプラノにアデーラ・ザハリア、管弦楽は、マルコ・ボエーミ指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団が登場。曲目は、ヴェルディの歌劇「マクベス」より第4幕「裏切者め!憐み、誉れ、愛」や歌劇「椿姫」より「ヴィオレッタとジェルモンの二重唱」、「サルスエラ」の名曲など。
同劇場担当者は「比類のない歌声に酔いしれることのできる絶好のチャンスです。高崎芸術劇場の大劇場は長時間のオペラ鑑賞でも疲れることのない、最適な環境です。大袈裟ではなく人生を一変させるだけの奇跡的な歌声を一人でも多くの皆様にご堪能いただきたいです」と呼び掛ける。
午後3時開演。全席指定。GS席30000円、S席24000円、A席16000円、B席10000円など。2日からwebで、6日から電話発売。チケットセンター(027・321・3900)。