群馬司法書士会が無料市民公開講座
中山ヒデちゃん＆群馬住みます芸人アンカンミンカン富所さん登場
前橋で24日
今年４月からスタートする不動産相続登記の申請義務化などについて理解を深めてもらおうと、群馬司法書士会（小和田大輔会長）と関東ブロック司法書士会協議会は今月24日午後１時半から、前橋市の昌賢学園まえばしホール（同市民文化会館）で市民公開講座「我が家の相続どうすんべえ」を開く。群馬司法書士会の板倉真副会長（52）は、「財産を相続する際に必要な手続きなどが、トーク会とクイズを通して楽しく学べる内容になっています。公開講座は無料ですので、相続全般に対して関心がある方や不安に感じている方は、この機会に是非ご参加下さい」と来場を呼びかける。
講座は２部構成で第１部（午後１時半～同２時10分）は、テレビやラジオ、舞台など多方面で活躍する群馬県出身のタレント中山秀征さんが登場。相続をテーマに、中山さんが専門家の司法書士と一緒に楽しくフリートークを展開する。司会進行はＦＭ ＧＵＮＭＡアナウンサーの市川まどかさん。
第２部の「クイズ相続笑百科」（午後２時20分～同４時）では司会進行役の群馬住みます芸人アンカンミンカンの富所哲平さんを始め、パネラー役の中山秀征さんや司法書士２人、解説者役の司法書士１人が登場。「相続登記はどこで出来るの？」「相続したくない土地はどうすればいいの？」など、相続問題に悩む市民の声を紹介しパネラー役の３人がユーモアあふれる話術で回答。最後に法律的な考え方を、相続登記の専門家である司法書士が最新の法律の動向を基に分かりやすく解説する。
群馬司法書士会の仲道宗弘副会長（58）は、「相続する時や、ご自身の終活などを考えた際に、『何から始めたら良いのか分からない』と言う方が多くいらっしゃいます。市民公開講座で相続や遺言に関わる基本的な知識を身に付け、将来の不安が少しでも解消され、財産の使い道などを前向きに考えてもらえるきっかけになればうれしいですね」と笑顔で話す。先着６００人（予約不要）。入場無料。問い合わせは、群馬司法書士会（０２７・２２４・７７６３）へ。 （中島美江子）