ホーネック&菊池洋子

ウィーンでつながる珠玉のデュオ
3月15日 前橋

3月15日に昌賢学園まえばしホールで、オーストリアの首都であり音楽の都ウィーンで活躍するヴァイオリンのライナー・ホーネックとピアノの菊池洋子の「デュオ・リサイタル」が行われる。

©ヒダキトモコ 
紀尾井ホール室内管弦楽団提供

ホーネックは、ウィーン国立音楽大学に学び、1992年から世界最高峰の名門オーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めるほか、ヨーロッパ各国や日本、アメリカなどでソリストとして活躍。ホーネックの楽器は、ストラディヴァリウス「シャコンヌ」。名器から生み出される軽やかな音色と本場の音楽が堪能できる。

©Yuji Hori

前橋市出身のピアニスト菊池洋子は、2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人初の優勝を果たし、一躍脚光を浴びる。その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活発に演奏。人気・実力ともに、日本を代表するピアニストである。また、23年からは、伝統ある名門、ウィーン国立音楽大学の助教として後進の指導に当たっている。

曲目は、テーマを「クライスラーとめぐる世界一周の旅」と題し、ウィーン生まれのクライスラーが作曲したイタリアやドイツ、ウィーン、中国、アメリカを舞台にした緩急のある名曲を披露する。華やかな2人が世界の旅にいざなってくれることは間違いない。その他、モーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調」やシューベルトの「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」などウィーンづくしの音楽が味わえる。

午後7時開演。指定席エリアは、S席2500円、A席2000円、B席1500円。ペア席S席4000円など。自由エリアは1000円ほか。チケットは同ホールHPや窓口で販売( 027-221-4321 )。

掲載内容のコピーはできません。