県内5社が記念植樹
「カリカリ梅」をキーワードに群馬の梅を盛り上げようと、県内の梅加工業5社でつくる「ぐんまの梅を応援する会 うめのわ」は先月28日、「11月10日」を「カリカリ梅の日」として記念日協会に登録したことを発表した。
同記念日はカリカリ梅製品第一号の発売が1971年11月であることや、独特のカリッとした食感を表す「いい(11)音(10)」の語呂合わせなどに由来する。認定を記念し楽歩堂前橋公園では、群馬の梅の代表品種で青梅の「白加賀」など梅の苗木5本の植樹、前橋東照宮では県産梅製品の奉納もあわせて行われた。
群馬は和歌山に次いで全国2位の梅の産地で、特に白加賀を多く生産。新鮮で良質な青梅を原料とする国産カリカリ梅の多くが県内で製造されているという。
日本で最初にカリカリ梅を開発した赤城フーズの遠山昌子社長は「今後も県内に梅を愛でるスポットを作り、『群馬=梅』のイメージを広く発信していきたい」と話す。