県立自然史博物館 企画展「紳士淑女のための鉱物展」
今月16日スタート
富岡の県立自然史博物館で、企画展「紳士淑女のための鉱物展」が今月16日にスタートする。古代から色や光、透明感、質感などで、人々の心を魅了してきた鮮やかな鉱物の世界を、様々な角度からスポットを当て紹介する。5月12日まで。
鉱物の企画展は、鉱物の「もと」となる元素の種類や結晶の形、鉱物のでき方で区分し展示されることが多いが、同館初の鉱物展となる今展では「鉱物との出会いの場を創る」をコンセプトに紹介。砂漠のバラ(セレナイト)やバラ輝石、ローズクォーツ、鳥の名前を冠した翡翠や孔雀石、月にまつわる鉱物のムーンストーンやかんらん石、輝石の展示のほか、日本の伝統色や美しい言葉、宮沢賢治作品と鉱物との関わりなど鉱物標本の彩りあふれた世界を多面的に紹介する。なお、4月7日、5月6日午前10時と午後2時から学芸員の菅原久誠さんによるギャラリートークを開催。参加無料だが要予約。一般800円、高大学生450円、中学生以下無料。同館( 0274-60-1200 )。