世界が注目する14歳のピアニスト ツォトネ・ゼジニゼ

ピアノリサイタル6月4日 高崎芸術劇場

©Nino Chakvetadze

世界が注目する14歳のピアニスト、ツォトネ・ゼジニゼが、6月4日、高崎芸術劇場の音楽ホールでリサイタルを初開催する。

ジョージア(旧グルジア)出身のゼジニゼ少年は、5歳から作曲を始め、祖母のニノ・マムラツからピアノを学びながら、音楽へも関心を高めて、豊かな才能を発揮している。世界的指揮者のダニエル・バレンボイムに自作の曲を披露して絶賛を得たほか、今年1月には、巨匠サイモン・ラトル指揮バイエルン州立管弦楽団と演奏したシェーンベルクの「ピアノ協奏曲」が大絶賛され、いま注目を集めている。その中で、ついに初来日を果たし、高崎芸術劇場に登場する。

曲目は、シューベルトの4つの即興曲やラヴェルの名曲「夜のガスパール」のほか、ゼジニゼ自身が作曲したピアノ曲も披露する予定。高崎芸術劇場の小谷野紀子さんは「初来日リサイタルは、高崎公演と東京のみの開催で、とても貴重な機会です。Youtubeで演奏に触れることもできますが、ぜひこの機会に会場で直接、音や響きをお楽しみください」と呼び掛ける。午後7時開演。全席指定5000円。好評発売中。同劇場チケットセンター( 027-321-3900 )。

掲載内容のコピーはできません。