春を呼ぶ
渋川の赤城自然園では、春の訪れを告げるフクジュソウやマンサクが花を咲かせている。 フクジュソウ=写真①=はキンポウゲ科の多年草。園内では、落ち葉の中から黄金色に輝く花が顔を出し、訪れた人を楽しませている。一方、春の季節に「まず咲く」ことから名付けられたとされるマンサクは、黄色で小さいリボン状の花=写真②。両方とも例年より開花が早く、3月中旬まで見ごろという。
みどり市の照井康文さん(68)は、妻の芳江さん(70)と訪れ、「体力不足を解消しようと来ました。鳥の声を聞きながらの散策は、いい運動になりますね」とほほ笑む。同園の西山亜矢子さんは、「冬を乗り越えて少しずつ花が咲き始めました。鳥の鳴き声や川のせせらぎなど色々な音を聞いて楽しんでください」と話す。3月までは土日開園。入園料は一般1000円。同園(0279・56・5211)。