7つの庭とファームエリアからなる花の楽園 「中之条ガーデンズ」

 

 

あす17日グランドオープン

①スパイラルガーデン

中之条町の観光庭園「中之条ガーデンズ」がいよいよ明日17日グランドオープン。プロのガーデナーらが作り上げた個性豊かな7つの庭とファームエリア約12万平方㍍が観賞可能となる。

同園は町が「花の駅美野原」として2013年に運営を開始。18年に現名称に変えた。5年の歳月をかけ園内を整備し、「いつどこを歩いても、一人ひとりにとって発見がある庭」をテーマに、季節ごとに変化する風景が訪れた人を出迎える。

②中之条ファーム

園内には、直径40㍍の渦巻き状の花壇「スパイラルガーデン」=写真①は昨年7月の様子=や、約370種1000本のバラが咲く「ローズガーデン」、草花の魅力を活かした「ナチュラルガーデン」などがあり、グランドオープンでは、中之条の自然を体験できる「中之条ファーム」=写真②、里山を再現した「ふる里の野山」が開放される。さらに食堂や売店もリニューアル。料理研究家との地産地消のこだわりのメニュー作りや、花苗の販売、ワークショップの開催など、庭園以外の楽しみも充実している。

17、18日は様々なオープニングイベントを開催。両日とも先着500人に花苗のプレゼントをするほか、野菜や特産物を販売するマルシェや、スタンプラリーなどが行われる。また、18日午前11時半から町の観光大使RyuMihoさんのコンサートも。感染症対策として入場制限をする場合もある。同園の担当者は「様々な季節、様々な場面で、訪れた人それぞれが新しい発見をしていただけることを願っています。草花を楽しむほかにも、食や特産品を発信する拠点としていきたい」と話す。

午前9~午後5時(17日は10時開園)、入園料一般300~1000円(開花状況により変動)、小中学生半額、未就学児無料。問い合わせは同園(0279-75-7111)へ。

 

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園内のレストランでは地元食材を活かしたメニューのほかハーブジェラートやハーブティーが味わえる。また、花いんげんや、こんこんぞうりなど六合地区の特産品が並ぶ売店も。午前9~午後5時、入園料無料。問い合わせは同園(0279-80-7123)へ。

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