麦の穂が黄金色に輝く季節「麦秋」。この景色を見られる場所と言えば、皆さんはどこを思い浮かべますか? 西毛地域にある藤岡市もその一つで、市民は麦とともに育ってきました。
その藤岡市で、2月「麦王国 藤岡麦府」が誕生しました。これは、市内の飲食店や製菓店、農家などが、麦をテーマにして取り組んでいる地域ブランドです。
トロトロに煮込んだおっきりこみのグラタン、究極のしっとり感で仕上げたどらやき、香ばしく焼上げた皮を使ったシュークリームなど、麦に全てを賭ける方々が、県産麦を使った「食」で藤岡から群馬を盛り上げようとしています。
群馬県商政課では、新たな地域のブランド化にチャレンジする方々を広域的な目線からサポートさせて頂いております。この藤岡麦府も、企画から立ち上げまで一緒に携わらせて頂いた一例です。
このほか、沼田のソウルフード「揚げ物」で地域を盛り上げる「上州沼田とんかつ街道」、世界遺産のあるまち「富岡」と「フランス」の歴史的なご縁で生まれた「上州富岡フレン家」、みなかみ町からの冬期限定の白い贈り物「ふわふわ雪」など、地域での様々な取り組みをサポートさせて頂きました。
これらの活動に共通している素晴らしい点は、皆さんが本気で楽しみながらチャレンジしており、行政のサポートが終わった今も、新たな仲間が参画し継続的に盛り上がりや広がりを見せているところです。
どれもおいしくて素敵なものばかりです。召し上がって頂くと、必ず誰かに話したくなると思います。
是非、皆さん、ぐんまの新たな魅力を体験しに、遊びに行ってみて下さい。