「群馬県住みます芸人(※)」として活躍する、みどり市出身コンビ「アンカンミンカン」の川島大輔さんと富所哲平さん、富岡市出身の岩瀬ガッツさんの3人が、それぞれの立場から群馬に根差した独自活動を通して感じたことを、ユーモアたっぷりにつづります。月1回連載予定。
※2011年4月からスタートした「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で、吉本興業の所属芸人が47都道府県に実際に住み地域を盛り上げていく活動。
『今日17日から群馬テレビでレギュラーMC!』…こんなタイトルを張り切って打ち込み、コラムを書き始めていたが…。
群馬には県民が誇るべき独立テレビ局「群馬テレビ」・・「群テレ」がある。群馬は関東なので東京のテレビ局の放送が見られることもあり、悲しいことに群テレは県民から「下」に見られがちだが、侮ってはいけない!歴史は長く、約50年前に関東地方初の独立テレビ局として開局。今まで様々な自社制作番組を生み出し、僕らも数年前まで「カラギリ」という自転車で県内を巡る冠番組を担当していた。
群テレで放送されている「カラオケチャンネル」、通称「カラチャン」をご存知だろうか? 前身番組「群馬テレビカラオケ大賞」から考えると、1981年から放送されている長寿番組。毎週素人さんがステージでカラオケを歌い、大賞を決めるというシンプルな番組だが、東京の番組にはないローカル感が心地良く、高視聴率を誇る人気番組だ。
「ただのカラオケ番組が人気?」と疑う人は、騙されたと思って一度見てみるといい。何とも言えない空気感がきっとやみつきになる!ちなみに出演希望者は老若男女問わずHPから応募でき、今年度からリニューアルされるらしい!
「なんでそんなに勧めるのか」って?…ゴホン…それは僕たちアンカンミンカンが今年度から新MCに抜擢されたからだ!ぜひ見てほしい!そして偶然にも一発目の放送がなんと、今日17日の…
ここまでコラムを書いたところでLINEが鳴る。『コロナの影響でカラチャンの放送が延期になりました』という文面。「コラムを一から書き直すか、いや、文面を大幅に変えるか」 そう悩んだ挙句、タイトルを少しだけ変えた。