高校軟式野球 関東大会 きょう28日開幕

高崎商、3校連合(前橋南、前橋商、高崎工)の2チームが出場

県大会を制した高崎商(写真提供 群馬県高等学校野球連盟軟式部)

第69回春季関東地区高校軟式野球大会が今日28日、宇都宮の栃木県総合運動公園野球場などで開幕し、各都県の予選を突破した代表校が激突する。本県からは県大会を制した高崎商と、準優勝の3校連合(前橋南・前橋商・高崎工)が出場。高崎商は今日28日午後1時から栃木県総合運動公園野球場で三浦学苑(神奈川2位)と、3校連合は29日午後1時から同野球場で桐蔭学園(神奈川1位)と、それぞれ1回戦でぶつかる。

関東大会には、開催地の栃木と東京から各3チーム、群馬、茨城、埼玉、千葉、神奈川の5県から各2チーム、1都6県の代表16チーム(18校)が出場。本県からは、今月16日の県予選の決勝で、3年ぶり11回目の県王者となった高崎商と、県2位の3校連合が県代表として関東大会の大舞台に挑む。

県大会で準優勝した3校連合(前橋南、前橋商、高崎工)(写真提供 同軟式部)

2年前、関東大会を制覇した高崎商の藤井海翔主将は、「投手を中心に守備からリズムを作れるよう、一球一球を全員で守ります。関東大会だからといって、普段と違うことをするつもりはありません。優勝旗を持ち帰りたいという思いはありますが、県大会同様にできることをやる、できないことはやらない。これを徹底して一試合ずつ勝ちにいきます」と意気込む。一方、3校を束ねる連合チームの上村鳳舞主将(高崎工)は、「投手が3人いて、全体的に安定感があるのがこのチームの強み。試合では鉄壁の守備で、ミスを出来るだけなくしたい。3校が一つになって純粋に野球を楽しみながら、群馬代表チームとして恥ずかしくないプレーをし、一戦一戦、力を出し切りしっかりと勝ち進んでいきたいです」と力を込める。

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