来場者に記念カードの配布も
ダムカードファン待望のイベントがいよいよスタート! 全国の公式・非公式ダムカードが一堂に展示される「全国ダムカード展inふじおか」があす26日～７月25日、藤岡市の道の駅「上州おにし」で開かれる。同展は、まん延防止等重点措置の適用でこれまで開催延期となっていた。
ダムはその巨大さや構造の美しさなどからコアなファンが多く、現地で配布しているダムカードのコレクターも増加中だ。カードはダムの機能や設置目的などの周知を図るため2007年に誕生。表面にダムの写真、裏面に形式や貯水能力などのデータが記載されており、「現地に行かなければもらえない」レア感も人気のひとつ。国土交通省と水資源機構が管理するダムについて発行する公式カードのほか、各自治体や組織が独自に発行する非公式カードがある。
今展では、全国730カ所のダム計749枚の公式カードのほか、天皇陛下御在位30周年記念カード全169枚、砂防ダム・発電所カードなど1300枚以上が展示される。また、藤岡市と埼玉県児玉郡神川町にまたがる下久保ダムの建設時を記録したドキュメントムービーの放映会や、限定カードが抽選で当たるおにし商店街スタンプラリー、宿泊者限定カードの配布なども同時開催。担当者は「全国最大規模のダムカード展です。ぜひご来場ください」と話す。同市鬼石総合支所鬼石振興課（0274-52-3111）。