今年度、創立100周年を迎えた県立沼田女子高校(廣井達人校長)では、7月20、21日に「(コ・ロ・ナ)君に届け 沼女の力」と題して、文化祭を行った。
一般公開は中止になったが、熱中症やコロナ対策を取りながら、工夫をして校内開催。市内を練り歩く恒例の仮装行列は中止し、代わりに「進撃の巨人」や「トーマス」などの仮装をし、近くの沼田高校を訪問して披露。教室では、ホラーハウスやゲームなどを行った。
実行委員長の金井歌音さん(3年)は、「仮装をして見せたら、沼高が喜んでくれて楽しく交流できた」と話した。生徒会長の武井美里花さん(3年)も「100周年に、新しい沼女祭の形を作れたらと進めてきた。当たり前を失った世界の中でも、私たちの姿や頑張りが届くといい」と笑顔を見せた。