ネッツトヨタ高崎は8月28と29日、高崎とんやまち店で子ども対象のイベント「キッズメカニック体験」を開いた。コロナ禍でも夏休みの思い出を作ってほしいと6組限定で募集したところ、100組近くの応募があり、8人が自動車の点検整備を同社社員と同じブルーのつなぎ姿で参加した。
車外の傷の有無やランプ類、エンジンオイルゲージを確認。さらにタイヤの空気圧チェックやインパクトレンチでの着脱も体験した。最後にスタッフとともに点検用の台車に乗り、車体下部の配管やタンクなどの説明を聞いた。伊勢崎から参加した小林龍和くん(5)は運転席に座ったり、工具を手にして終始ニコニコ。両親の亮太さん(34)と千扇さん(35)は「ここまで本格的に見せてもらえるとは。子どもも楽しそう」とほほ笑んだ。
トヨタのトップクラスのエンジニアに与えられる「トップクルー」の称号を持ち、普段はスタッフを指導しているという同社の深澤拓さん(37)は「子どもたちはみな素直で、実際に触れることに関心が高い。多くの子どもたちに車への興味を持ってほしい」と話した。同社では11月にも同イベントを予定。
問い合わせは同社(027・364・1717)へ。