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山林調査用具の製造販売会社がつくるトートバッグ
職人手作り林業用品販売
㈱六本木商店(前橋市)

工場長が作るかわいくて使いやすいバッグ

創業以来60年間、林野庁や林業関係者へ山林調査用具を製造販売する六本木商店(前橋市昭和町・秋元良介社長)では、新ブランド「le petit atelier 232(ラ・プチアトリエフミジ)」を昨年末に立ち上げた。

同社の3階にある製造工場では、緑の帆布で作った調査用具や山でかぶる黒色の防蜂網といった山林専門の用具の隣に、今回開発された帆布のアイスグリーンやレッドなどのおしゃれで丈夫なトートバッグが並ぶ。新ブランドを設立した経緯について秋元社長は、「コロナで厳しくなった売り上げ挽回のために、昨年秋から新しいチャレンジをしています」と話す。

(写真右から)秋元社長、羽鳥工場長、赤澤さん

その企画と実務に当たったのが赤澤薫(43)さんと工場長のFUMIJIこと羽鳥二三二さん(73)。羽鳥さんは、縫製職人として製造に50年以上携わる。カタログ掲載の定番はもちろん、特注品もミシンで製造する技術の持ち主。赤澤さんは、「一般向けバッグを作ることで、羽鳥工場長の技をもっと多くの人に知ってもらえる機会になったらうれしいです。失礼ながら、熟練のおじさんが作ったかわいいバッグ『じじかわバッグ』を製品コンセプトに据えました」と説明する。

昨年、県の運営する健康アプリ「Gウォーク」のプレゼント品として提供したところ、『アウトドアに便利』『軽いのでエコバッグとしてちょうどいい』と好評を得た。試作を繰り返した結果、現在はアイスグリーン、レッド、イエロー、ブルーなど4色を製造している。羽鳥さんは、「FUMIJIが作る『じじかわ』バッグをぜひ手に取ってください」と自信の笑顔を見せた。

編集部推し
たくさん入って、持ちやすく、肩にもかけられます。折りたたむとコンパクト!内側の布もかわいいですよ。ウェブサイトに見に来てください。

【サイズ】(高さ20㌢×幅25㌢×マチ10㌢)。7,700円(税込)。ポケットやサイズなどセミオーダー可(別料金)。
同社(027-231-6374)。
インスタグラム: @roppongisyooten
ホームページ: http://www.6ppongi.co.jp

福を呼ぶ愛らしい「福々にゃんだるま」に気持ちを込めて
にゃんこ工房ゆみにゃん
羊毛フェルトのだるま作家 福島由美子さん(高崎市)

耳がぴょんと飛び出て、目と鼻のバランスが絶妙な福々にゃんだるま

羊毛フェルトで作ったネコの顔を、くりぬいた「だるま」にはめ込む「福々にゃんだるま」を創作するのは、高崎市の「にゃんこ工房ゆみにゃん」代表、福島由美子さん(41)。小学生の娘を育てながら、独自のアイデアを生かしたにゃんだるまは福島さんが考案。様々な展示会やマルシェで人気を呼び、売れっ子作家として忙しい日々を送っている。今年5月には東京ビッグサイトで行われるデザインフェスタへの出店も決まっている。

福島さんは、30代のころ、羊毛手芸キットを購入したものの、ボール状に丸く形作ることすらできずに断念した経験がある。その後、「やっぱり好きなネコを作りたい」と奮起、再度人形作りに挑戦した。

左から中サイズの茶寅、黒柄、大サイズのサビ柄

仕入れた白いだるま全体に色を塗り、胴体にはネコが逆立ちしている「福」の字や肉球を描く。2匹のネコの図柄は白色で仕上げ、目入れができるように。願いを叶えたい時は初めに左側、叶った時は右側にマジックペンなどで書き込める。顔の色合いも、茶トラ、ミケ、サビなど多彩な「にゃんこ柄」を用意。猫の顔の制作時には「男の子なのか女の子なのか、やんちゃか大人しいのか」など猫のキャラクターを1体1体設定しているという。福島さんは、「楽しい気持ちで作ると、人形の表情も柔らかくなります。家族で喧嘩した後などは、変な顔になってしまうんです」と話す。最終段階では、「新しいご主人様を幸せにしてあげてねと人形に声を掛けて完成させています」と笑顔を見せた。

編集部推し
思わず「かわいい!」と笑顔になるリアルな猫模様の「福々にゃんだるま」は、見てもさわっても福が来そうな予感がしました。

○全てオーダー品【サイズ】
小(約6㌢)1000円、中(約9㌢)2,000円、大(約11㌢) 3,000円、大々(約17㌢)5,000円、特大(約27㌢)8,000円。
目の色(青、緑、金色、水色)、ネコの柄(白、黒、茶トラ、サバトラ、キジトラ、ハチワレ、ミケなど)。商標登録申請中。
インスタグラム : @niyanko_koubo_yuminyan

購入はこちらから!ぐんま福まるしぇウェブサイト
https://fuku-01.stores.jp/

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