桐生で6日まで
県民におなじみの郷土かるた「上毛かるた」の初版を展示する企画展が、桐生歴史文化資料館で開かれている。6日まで。
展示されているのは安中市地域おこし協力隊で日本上毛かるた協会会長の田村聖志さん(28=安中)所有の、1947年に発行された初版の箱と札44枚。ガラスケースに読み札と取り札をいろは順に並べて展示している。
田村さんは上毛かるたが大好きで、5年ほど前から歴史や変遷などについて研究。昨年、同かるたを広く発信しようと同協会を立ち上げた。今展で紹介されている初版は、昨夏に玉村で開催した協会初の企画展に訪れたという人が善意で譲ってくれたものだという。
田村さんは「初版を展示するのは初めて。昔の絵柄を見て、今の札との違いを楽しんでほしい」と話す。入場無料。同館(0277-46-7246)へ。