高山村のロックハート城では、村の特産品・ビーツを使ったメニューやお土産を販売中だ。
ビーツとは、地中海原産の野菜で、真っ赤な色が特徴。ミネラルやビタミン類などの抗酸化作用のある栄養素を多く含み、「食べる輸血」とも言われ、近年同村でも生産に取り組む農家が増え、新たな名産品となっている。
同城は地元産のビーツがヘルシーで、赤い色が料理にも映えると今春からビーツを使ったメニューや菓子を拡大している。
ウクライナ発祥と言われる野菜のスープ「ボルシチ」は、鮮やかな赤色と野菜のうま味が食欲をそそる逸品。ほかにもピンクとグリーンの彩りが人気の「ビーツとシーフードの生クリームパスタ」、「スコーン」、レモン、ゆず、ライチと3種類がある「ビーツドリンク」、「ドレッシング」など続々登場。見た目が可愛い「マリア様のケーキ」は、ビーツを練りこんだ生地と、コーティングするホワイトチョコレートのバランスが絶妙な味わい。新たに加わった「ビーツラングドシャ」もお土産にもおすすめだ。
観光部部長代理の斎藤稔さんは「見た目も鮮やかで、ヘルシーで美味しいビーツを使ったメニューをぜひ味わって」と語る。26日からインスタグラムでの写真投稿イベントを開始する。また、「マリア様のケーキ」などオリジナル三商品の売上をウクライナ政府へ寄付するプロジェクトも実施中。午前9~午後5時(入場は同4時半まで) 。入場料大人1100円、小人600円。年中無休。同城(0279・63・2101)。